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さあ行かなきゃ 勝負の場所へ

他G担が9uarterで田口くんを好きになってしまった話

KAT-TUNの9uarterに参加させてもらって以来、田口くんの可愛い時と真剣にダンスを踊るカッコイイ時のギャップに撃ち落された。

参加したのは最終日、5月10日の公演。

春夏秋冬で可愛らしく頬杖をついてみた後、最後に手で銃を作って銃を撃つ真似をした田口くんをモニター越しに見て、それ以来彼から目が逸らせなかった。ライブが終わると同時に田口くんかっこいい、と周りのジャニヲタ友達に何度も言い続けた。

コンサート後の呟きで分かるように田口くんのことしか呟いていない。

田口くんは勿論、和装という発想自体関ジャニ∞のライブにはないので驚きの連続だった。

 

何故このタイミングでKAT-TUNを好きになったのか、自分でも分からない。

ジャニヲタになってから5年半、担当してきたのは安田くんだけ。高校の友人に赤西担の友人がいたこともあり、彼女にNMPまでのアルバムを借りていた。関ジャニ∞の次にKAT-TUNの話をしていたこともあり、大学に進学してからもKAT-TUNが出ると聞いたら音楽番組を見ることもあった。

しかし、それでもKAT-TUNにハマることはなかったのだからライブの影響と衝撃の大きさを知る。

 

KAT-TUNのライブはとにかく踊る。「何で双眼鏡持ってくるの忘れたんだ~!」と泣きたくなるくらいダンスをしている時間が長く感じた(関ジャニ∞と比べると)。関ジャニズムではMasterpieceからフローズンマルガリータまでを常に双眼鏡から安田くんロックオンで覗いていたくらいダンス曲好きには堪らないくらいダンスが多い。

また魅せる演出が上手い。初っ端から4つに分かれたムビステが1つになるという演出をやってのけるKAT-TUNの演出は変幻自在であった。出来れば早くRAYを映像化して頂きたい。あの日双眼鏡を持って行かなかったことをここまで心残りにさせているのはRAYのせいだ。

 

ライブの演出とダンス、それに田口くんという1人のメンバーを好きになってしまったことからKAT-TUNのライブDVDを見たい!と思いライブDVDを買い漁り、ライブ仕様のセットリストを作りたいがためにCDを買い漁り、CDを買い漁っていたら初回盤のメイキングや特典映像が面白いと更にCDを買い……という魔のループに陥り2週間が経った。

ライブ直後は多分すぐに熱が冷めるだろう、と思っていたけれど想像以上のものだった。最近、ツイッターでは田口くんのことしか話していない。

身を持って体験しているからこそ思うのだ。

2週間でここまで人をKAT-TUNに夢中にさせてしまう彼らのライブ、恐るべし。

新旧冠番組について考えてみた

彼らにとっての11周年はどんな年になるだろう?

そう思っていた矢先にグループ初のゴールデン枠での冠番組が終了し、新番組がスタートすることが発表された。

 

果たして一般の視聴者に対して「仕分け」は爪痕を残せたのだろうか。まず気がかりに思ったのはその点であった。

彼らの先輩のグループが持っていたゴールデン枠の冠番組たちは、ジャニーズに興味がない人でも聞いたことがある!と言われるような知名度を誇るものが多い。遅咲きのジャニヲタで、ジャニヲタになる前は全くジャニーズに興味がなかった私ですら番組名を聞くと「ああ、あれね」と頷くほどである。

「大倉さんが太鼓の人」というイメージは一般に浸透したように思える。関ジャニ∞の話をジャニヲタ以外とすると、「関ジャニ∞って誰がいる?」という会話になることが多いが、そこで聞かれたのが「大倉くんって太鼓叩いている子だよね!」という言葉だった。

しかし、ジャニヲタ以外に関ジャニ∞のメンバーの名前と顔を全員一致させることができるほどの番組内容ではなかった。好きなメンバーを聞かれた際に自担の名前を出してもヲタクではない人間には「誰?」と言われてしまうことが多い。

せっかくのゴールデン枠での冠番組を手に入れたものの、一般層へのメンバー全員の認知に繋がらなかったという結果については残念である。

 

だからこそ、次の番組での一般層への認知の拡大に期待したい。

最近関ジャニ∞のファンになったという私と同年代のヲタクの層は前は別の何かに大きな熱量を注いでいた根っからのヲタク気質のファンが多い(私調べ)。

だからこそ、一番お金に余裕があり、ライブにも遠征にも行くことができる20~30代をターゲットにできる時間帯である日曜23時スタート、音楽バラエティという音楽が好きな層が視聴する可能性があり、新規ファンとして取り込むことが出来るチャンスがあるであろう新番組に期待したい。

名言盛り沢山!学校のカイダンについて紹介してみる

学校のカイダンというドラマをご存じだろうか。

かつてこのドラマを見る前の私は勝手に上記のようなイメージを抱いていた。が、実際にはまったく違う話であった。

 

学校のカイダンにおける「カイダン」とは怪談のことではなく、階段のことだ。スクールカーストと呼ばれる学校における生徒の序列を階段に例え、その階段を一歩一歩物語が進む度に上っていくというストーリーである。

ここで簡単なあらすじと設定を説明しておこう。

学校のカイダンの舞台となるのは、明蘭学園学校。プラチナ8という裕福でルックスも優れている学校の人気者8人組が明蘭全体を牛耳っている。彼らが引き起こした不祥事は学校の手によって揉み消され、弱い者のせいにされる。そんな明蘭に無償で入ることが出来る特別採用枠で編入した主人公、春菜ツバメが学校を変えていくというよくある成り上がり物語である。

また、物語の中では強い者の象徴としてプラチナ8、弱い者の象徴としてツバメやツバメと同じく無償で編入した特別採用枠の面々、不人気な部に所属する日陰クラブの面々が描かれる。弱者対強者といった構図も物語にはありがちな設定である。

しかし、よくある物語内容や設定の中にスパイスを加えるのが天才スピーチライターである雫井彗の存在だ。「強い者にとって学校は楽園。でも弱い者にとってそこは地雷だらけの戦場」、「ただひたすら地雷を踏まないように卒業の時を待つ」と彼は1話冒頭で話す。

この地雷だらけの戦場という比喩が秀逸であると感じた。失敗を地雷に、学校を戦場にたとえるという発想が新鮮であり、そして分かりやすい。ひとつ失敗を犯してしまうと今日の味方が明日の敵になっている。それが学校という世界である。学校という世界だけに当てはまることではなく、社会全体にもあてはまることだ。彗が話した言葉は多分生きていく上で暗黙の了解であると思う。

物語の中でも誰もが疑問に感じながらも触れようとしない暗黙の了解にあえて触れていく。このドラマは革新的だ!と叫ばずにはいられなかった。

 

長ったらしい私の説明はここまでにして、最後にこの物語で登場した名言をいくつか紹介したい。

 「学校には見えない空気やルールがあって、それを破ったら一瞬で弾かれちゃう」
「だったら逃げればいいだろう?」
「逃げられるならとっくに逃げてる! けど私には、私たちには学校っていう世界がすべてだから」*1

人気者に虐げられ、パシリ扱いされるというスクールカーストの下の下の下にいるツバメだからこそ、叫ぶことが出来る言葉であると感じる。その叫びを前面に出しきっているところが「学校のカイダン」らしくて良い。

「誰かの自由を守るために、自分が不自由になる必要なんかない」*2

「頑張ってる人の方がかっこいいと思うけど」
「綺麗事言うなよ。現実はかっこいいやつがモテるだけじゃん。熱くなるなんてイマドキ流行んないし。要領よく何でもできる奴がかっこいいよ」*3

 

「これは世界で一番弱虫の反逆者が、僕がかけた言葉の魔法で自ら立ち上がり、学校のカイダンを駆け上がっていくお話」と2話の冒頭で彗が語ったように、ツバメが駆け上がる階段の途中で語られる登場人物たちの名言を楽しみに今後もこのドラマを視聴したい。

*1:学校のカイダン1話より、雨の中の公園でツバメが泣き叫ぶシーン

*2:学校のカイダン2話より

*3:学校のカイダン3話より

関ジャニズムを終えて

昨日、関ジャニ∞が昨年11月から約2ヶ月間に渡って5大都市を回った5大ドームツアーが幕を下ろした。その最終公演が終わった今、このツアーに参加し安田さんについてたくさんのツイートを撒き散らしてきたのでそれをまとめてみたいと思う。

1月9日の公演を終えて、私がツイートした内容が一番適していたので引用した。「1度で2度おいしい」という造語を勝手に作ってしまったほどである。1粒で2度おいしい・一石二鳥と同じ意味として考えてほしい。

安田さんの良いところばかりがセットリストに凝縮されていたと感じるのだ。

かつてのツアーで、ここまで安田さんの様々な表情を見ることが出来たツアーはあっただろうか。ツアーに参加し始めてまだ4年目の所謂新規である自分にとって、ここまで安田章大の可愛い部分は多数目撃してきたが、彼のかっこいい部分が際立ったセットリストは初めてだったのではないだろうか。

彼が「今日は最後まで楽しもうぜ!よろしく!」と格好をつけて観客を煽ってみても、どこか可愛らしさが先行していたような気がする。彼の煽りに乗るより、可愛いなあと眺めていた。

しかし、昨年の9月11日に彼も三十路の仲間入りをした。三十路になったことで彼の心境にも変化があったのではないだろうか。

12月に行われた東京公演が終わってのツイートである。

その3日間の所々で彼にしては珍しいミスをしていたところを双眼鏡越しではあるが確認できた。また、東京公演のMCでは1人隅に立ち安田さんのいる空間だけが他のメンバーのいる空間から切り取られたように見えた。今回のMCは途中でMC進行の要を担っている村上さんが次の曲の用意のため、途中で抜けてしまうこともあり、なかなか彼がMCに参加し、自分のことを話すといった場面はなかった。また、他の日の東京公演でも歌詞間違い等があったという。

東京公演の安田さんについて、公演後フォロワーの方々との会話を重ねていくうちに安田さんの機嫌が悪かったのでは?といった結論に至った。しかし、福岡や大阪公演のMCで「やすす」という新しい呼び名を呼ばれる度に嫌がっている安田さんの話を聞くことで、彼はやすすという呼び名が単純に嫌であり、また彼も三十路を迎え、カッコイイ大人を目指しているのではないだろうかと私は考察した。

そんなカッコイイ大人を目指す安田さんだからこそ、今回のセットリストにある「アイライロ」や「Masterpiece」、「フローズンマルガリータ」での安田さんの色気がある表情にドキリとさせられたり、「象」や「絆奏」での安田さんの鬼気迫る表情にこの人に罵られたいと若干斜め45度くらいズレた危険な考え方をしてしまうほど、彼のこのライブで見せた表情の影響力は計り知れないほどだった。

まさに、自分の魅せ方を知っている安田さんが大人の男の色気を身につけた今、彼に怖いものはないのではないかとすら思う。三十を過ぎた彼がこれから先どのような大人の男に成長していくのか、そしてどういった演出をするのか。次のツアーが楽しみで仕方ない。