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さあ行かなきゃ 勝負の場所へ

ひとりの笛役者についていろいろ考えてみた/舞台「桃山ビート・トライブ」感想

舞台「桃山ビート・トライブ」の東京公演も残す公演がわずかということで、ちほ一座の音楽と舞があと数公演しか観ることができないということについて寂しいなあと思いながら、京都公演からずっと書こう書こうと思いながら書くことが出来なかったことを公演が終わってしまう前に書きたいなと思って、この後も公演があるのに朝からブログを書いています(笑)。原作については半分程度しか読めていないので(なるべく先入観をいれずに観劇したかったこともあり)、原作ありきの感想というよりは舞台のみ見た人間の考察・感想になっていますので読んで頂く際はご承知おきください。よろしくお願いします。

「桃山ビート・トライブ」は今回が2017年の初演に対して再演という形でしたが、わたしは初めて桃山を観劇した人間です。
だから当時散々考察されてきたことかもしれないですが、今回初めて桃山を観て、観る度に小平太の笛役者として自身の「笛の腕」について褒められることで自らの存在意義を感じるといったところに、もう一人の主人公としてストーリーの中で大事な役割を担っているのかなと感じました。

桃山の冒頭のシーンで、「笛役者になりたい」と小平太は笛職人の父に宣言します。
宣言した結果、父に「その程度の腕前の笛役者なんか京にたくさんいる」「笛職人になれ」と言われる始末。
舞台中での小平太の性格としては、ひょんなことから偶然一座を一緒に組むことになった藤次郎やちほ、弥介といった変わり者の中では逆に目立つくらい普通の人間で、その3人と比較すると控えめな人間かなと思っています。

たぶん小平太は石橋をこれでもかって叩いて叩いて渡るタイプ。
河童(実は弥介)を探しに行くシーンでも分かるように、藤次郎が引っ張っていって、小平太はそれについていく。
藤次郎が先頭に立って引っ張っていってくれるからこそ、1幕のちほ一座としての彼らは個々の個性がとても強い集まりであっても、成り立っていたのかなと思います。
でもそんな自分に自信のない、常に姿勢ですら猫背気味な小平太でも、自身の笛の腕に少しでも自信があったからこそ、小平太は笛役者になろうと決心したのではないか?と予測に過ぎないですが、そう思っています。

大丈夫だ、と石橋を叩いて叩いて自信を持って渡ろうとしたところで、父に「向いていない」、「ダメだ」といわれてしまった。
だからこそ、藤次郎に出会って、「お前の笛の腕が必要なんだ」と言われ、自身の笛役者としての能力を認めてくれる人間がいることはとても嬉しかったのではないかなと思います。
もちろん、藤次郎に出会うまでも、京で一番と言われるお国一座の笛役者として一座にいた小平太でしたが、藤次郎に出会ったきっかけの店で酒を飲みながら「客が見ているのはお国だけだ」と愚痴を言っているところをみると、自分の笛をもっといろいろな人に聞いてもらいたいという気持ちが言葉の節々から伝わってきます。

そうして物語の中では笛の腕を見込まれ、ちほ一座の一員となった小平太。
ちほ一座に加わってからしばらくして、ちほ一座の評判を知った武士をきっかけとして、太閤様の前で舞ってほしいと一座に誘いが来ます。
その誘いをきっかけに、藤次郎やちほと小平太はケンカをしてしまい、やがて小平太はちほ一座から去ってしまいます。
藤次郎やちほにとっては、誰の前で舞うか、演奏するかではなくて、お客さんを喜ばせたい。いろいろな人に自分たちのやっていることを観てほしい。
でも、小平太の中にはずっと自分の笛の腕を認めて欲しいという気持ちがあって、だからこそ、わかりやすく自分のステータスになるであろう太閤様にお呼ばれするという事実は、彼にとっては願ってもないチャンスだったのかなあと思います。

藤次郎と小平太がこのケンカをしたあと、ちょうど狙ったかのようなタイミングでお国が登場します。
ちほ一座の舞台を見て、お国は小平太に「藤次郎に(小平太の)笛の音が殺されている」「もっとわたしが笛の音を立たせてあげる」という小平太にとって一番魅力的な誘いをかけます。
小平太はその誘いにのって、ちほ一座から元のお国一座へ戻ることとなります。その誘いを断らなかったのは藤次郎とケンカしたという事実だけではなくて、小平太は自身の笛役者としての能力を認めてくれる相手であれば誰でも良かったのかなあとすら思います。

そうして、小平太は二幕からお国一座の一員となるのですが、お国一座の一員となってからもちほ一座のメンバーとして、全員が揃ってつけていた「ロザリオ」をお国一座となってもはずせない小平太をみると、笛の腕を認めてくれて、自分の笛の音を聞いてもらえるのであればお国一座にいたいけれど、ちほ一座で吹いた笛の音を忘れることができない小平太もいるのかなと毎回舞台を観る度におもいます。
そして、再度お国一座に戻って来ていても、やはり観客は自分の笛よりお国の舞しかみていないことを酔って河原を歩いていた時に傾奇者から現実を突き付けられ。結局一幕から二幕に至るまで、小平太は何一つ成長していないというか(笑)、悩みに悩んだ結果堂々巡りを繰り返して、結局自分の笛役者として自分はどうしたいのか?どう生きていきたいのか?を劇中でずっと悩み続けている気がします。

最終的に、そうして悩んだ果てに秀次の奥方様・子供たちの処刑のシーンを経て、「自分は笛役者として何を一番重視して生きるのか」が定まった結果、ちほ一座に戻るという終わり方になっているのかな?と思ったり。
そんな約3時間で悩み苦しんで成長していく小平太をみていると、もっと多くの人に小平太を演じる原くんの演技を観てほしいなあと思ってこの考察?感想?ブログを書いています。人によって感じ方は違うと思うので、いろいろな解釈の仕方があると思いますが、悩み苦しんでも最終的にゴールに辿り着く今回の桃山の小平太が好きだなあと思います。

もし良ければ残り数公演ですが、桃山ビート・トライブに観劇に行かれる方はそういった解釈の仕方もあるよ~とちらっと小平太と原嘉孝くんの演技をみてくれたらとても嬉しいです。他の解釈の仕方も聞いてみたい。

最後は皆で一緒に、「いざや、傾かん!」

合言葉は「のべつまくなし」/新規からみた宇宙Sixの印象の話

「のべつまくなし」東京公演お疲れ様でした!

ということで、今回、初宇宙現場に入った新規宇宙担が感じた宇宙Sixさんの印象の話を備忘録として残しておこうと思います。

ちなみにメタルマクベスdisc2出の新規原担で、宇宙Sixがバックを務める現場(UNION、CAST、5×20)には足を運んでいたのですが、やはりそこはあくまでもバックとして先輩の後ろに立っているため、ようやく個々のキャラクターについて今回少しは知ることが出来て嬉しいし、もっと色々な人に宇宙Sixのこと知って欲しいのでアイランドTVとか露出増やして!という気持ちでいっぱいです(笑)

 

もしこのブログを読んでくれた方で宇宙Sixが気になる!っていう人が増えてくれたら嬉しいなあと思い、連休明けにも関わらず朝からぽちぽちと文章にして、残業を乗り越えようやく更新することが出来ました(笑)

今回の舞台の感想とか書きたいことはまだまだたくさんありますが、

宇宙Sixはいいぞ!!!

というわけで、まずは宇宙Sixの現場は初心者の人間が今回の舞台で感じた宇宙Sixのメンバーの印象についてまとめてみたいと思います。

 

江田剛くん

可愛さ120点満点な宇宙Sixの最年長。そして演出もこなせるスゴイ人。今回ののべつまくなし、本編後のレビューショーの演出は江田くんが担当しています。

経験豊富なだけあって、舞台中に見せる表情の多彩さに驚きました。個人的にのべつまくなしの劇中歌、General Secretの江田くんの表情が好きで、フランダース(犬のぬいぐるみ)を持って踊る江田くんの可愛らしさと、たまに見せる色気のある表情は江田くんだからこそできるんじゃないかなあって思いました。今回の東京公演期間、喉を潰してしまい声が出ないハプニングもありましたが、声が出ない中でも身振り手振りでの演技だけでここまで感情が伝わってくるのも江田くんの持っている経験値と能力の高さあってこそだなと思いました。

ふわふわ掴みどころのないけれど、なにか心の底には強い信念を持ってそうなそんな印象です。

 

山本亮太くん

山本くんが言ったことなら、どんなことでも許せてしまう、そんなキャラクターを持った人。それでいて宇宙Sixの特攻隊長。どんな状況であっても、言葉がわるくても一番ファンが欲しい言葉をくれる人。不思議と憎めない人。のべつまくなしで山本くんが演じる紀伊国屋文左衛門は仲間思いで誰よりもアツくて、江田くん演じる近松に「死ぬんじゃねえ!」って初対面の人を死なせないために仲間になっちゃうような役柄なんだけれど、山本くんにピッタリ合っていてとても良かった。(元々当て書きということもあるけれど)

原くんがカテコで「うちの無茶振り王子」っていうくらい、カテコの挨拶では一発芸強要してたりするけど、それがタダ滑りしてるところすら山本くんだからねえって思えてしまうのは天性の人たらしだからなのかなと思われます(笑) 可愛い。

 

松本幸大くん

アイドル中のアイドル。そりゃあみんなペンライト緑にしますわ〜っていう。とにかく顔がいい。かっこいい。わかる。

でもその割にはアイランドTVでも動画を見ているとぎゃあぎゃあ騒いでる山本くん、原くんとかを外野から見守っているイメージ。でも冷静、というよりマイペースなのかなと。動画でも周りが何していても我関せず、でず〜っと決めポーズしているし(笑) 顔や連載の文章からしたら割と俺が俺が俺が!っていきそうなイメージだったので、アイランドTVで宇宙Sixの動画を見れるようになってから意外と幸大くんが喋っていなくて意外だなあと思った記憶があります。

のべつまくなしでは正義の味方でルー大柴さんみたいに会話に英語を挟んじゃう面白キャラだけど物語の進行にはキーマンとなる、大岡越前を演じている幸大くん。顔がいいのに、めちゃくちゃぶっ飛んだキャラクターを演じている幸大くん。普段なかなか見れない姿だと思うので必見です(笑)

 

原嘉孝くん

ステージ上での存在感はピカイチだと思っています。(若干自担としての贔屓もあるかもですが) 努力の人。そして細かな気配りができる人。ボイトレの成果が出ていて、メタルマクベスdisc2の時よりも歌の安定感が増していて。本人が言っている「ミュージカルに出たい」という夢に向かって努力しているのは決して口だけではないんだなあって思いました。原くんの連載にも時たま出てくるメタルマクベスのときの共演者さんたちのお話や、サーデラさんのお話を聞くと、原くんの人脈の広さ、そして山本くんとはまた違った雰囲気の人たらしだなあって思います。のべつまくなしのレビューショーのShineのラップのところで我さんにマイクを向けてるところの人懐っこい笑顔をみると、そりゃあ可愛がりたくもなるよねえって思う後輩力。

カテコの挨拶の立ち振る舞い、暴走しそうな山本くんを江田くんの代わりに止めたりとか、東京千穐楽でステージ上に急遽登場した林くんにサラッとマイクを手渡したりとか、意外と気づかないようなところで細かいフォローをしているなと。それがとても意外でした。

かっこつけるところでちゃんとかっこつけていて、かっこつけすぎ!って笑われても、そういうところが好きです。びっくりするくらいフード!って騒いでる人がいないのだけど、みんな原嘉孝のShineのフード芸を見てほしい。時たまあの目で見られたらぶっ倒そうだなって思うくらい、視線だけで人を殺せそうなそんな色気もあって、本当に最高。オレンジ色のペンライトがもっと増えますように。

 

目黒蓮くん

東京千穐楽でみた彼は愛すべき末っ子で。原くんと笑い合う姿、山本くんにバッカだなあって言って笑う姿をみて、目黒くんがいるといないで本当にほかのメンバーの表情も違っていて。やっぱり5人で宇宙Sixなんだなって強く感じました。

林くんの件をきっかけにはじめて彼の連載を見たのですが、見る度に鋭い言葉と、言いたいことを率直に言う姿勢からキレッキレのイメージがあります。でも、その文章を書くまでに至る目黒くんの性格とかはまっったく知らないので、今後舞台やコンサートを通して目黒くんのこともっと知りたいなあと思いました。

次回、があるのであれば声の出演ではなくて5人全員揃って舞台が出来ますように。

 

のべつまくなしという舞台が今年の1/6に発表されてから、5/6、東京公演の千穐楽を迎えるまで、たった4ヶ月の間に宇宙Sixにはいろいろなことがあったけれど。

前に前にがむしゃらに、どんな形でも進もうとする彼らが、かっこよくて。

どうか宇宙Six「繋げる」というテーマが実現できますよう、どうかまた5人が笑ってステージに立つ姿を多くの人が見ることが出来ますように。

 

宇宙Sixとしての物語は、のべつまくなしの物語そのものだなあと思っています。どんな困難な状況があっても、「まだ幕は降りない!」と諦めずに前を向いて、彼ら5人の物語が続く限り、宇宙Sixのことを応援し続けていきたいなと思っています。

冬を経て、春になるまで

平成最後なので、令和を楽しむためにも気持ちの断捨離をしたいなと思ってブログを書いています。なので、平成最後にもかかわらず割と重いかもしれないブログです。ごめんなさい。あ、担降りブログではないです!(笑)

 

ここで唐突ですが、「今、一番誰が舞台に立っているところをみたいですか?」って聞かれたら誰のことを思い出しますか?

わたしはこの質問に「原嘉孝くんです」って答えます。それが今のわたしの気持ちです。

 

メタルマクベスdisc2をきっかけに、原嘉孝くんに落ちました。

メタルマクベスを観に行こうとおもったきっかけは、宮藤官九郎さんがつくる作品が好きだった、ということもあって一度行きたいなと思っていて。メタルマクベスを観て、こんなに歌もダンスも演技もできたんだ、と。今までの原くんのイメージとしては風磨くんのソロのバックについていた頃の「面白い」原くんのイメージが強くて、いい意味で原くんとイメージを裏切られて。

原くんの連載を読んで、原くんがメタルマクベスへかける思いを知ってから、再度観劇したときには本当にこの作品が原くんにとってターニングポイントになりそうだなって思いました。さらに演技も歌も前に観たときからパワーアップしていて、吸収力半端ないなと。本当にこれからどんどん成長していくであろう原くんと原くんを応援できる原担が羨ましくて仕方なかった。

でも一緒に原くんの行く末というか、これからどうなるのかっていう成長は見守っていきたい。でも、そのときの自分の気持ちとしては、次の宇宙Sixの舞台やコンサートがあったら絶対行くぞ、くらい。でした。

 

そんな中、あの1/17のSnow Man増員をきっかけに、わたしの中で原嘉孝くんと宇宙Sixのことをもっと応援しようっていう気持ちが強くなりました。
増員が決まって、宇宙Sixの行く先はどうなるんだろうってめちゃくちゃ心配した。

昨年、KAT-TUN、嵐と宇宙Sixがバックにつくコンサートを再三みてきたのに、一度も5人全員揃うことがなかったっていうこともあって。たぶん意地もあるんだと思う。「5人でステージ上に立つ宇宙Sixをみたい」っていう気持ちで、応援したいなってすごく強く思っていました。


今回、宇宙Sixとして出演している舞台「のべつまくなし」をみて、メタルマクベスよりもさらに演技も歌もダンスも上手くなってたし、とにかく原くんの存在感と安定感が素晴らしい。

最近「ミュージカルにでたい」って言って、いろいろ勉強しているんだなっていうのが見て分かるくらい良くなってました。連載には肉の写真しかあげてないし、喋ると肉を食べた話しかしていないけど(笑)、でもちゃんと裏で仕事しているそんな原くんが誇りです。有言実行できる男はかっこいい!

 

本当に原くんが舞台上に立つと、お仕事スイッチがONになってるのすごくよく分かるし、ONになった瞬間は目を見張るものがあるなあってとても思う。だから早く世間は原嘉孝に気づいてほしい。

 

まだまだ「のべつまくなし」も、この後の「桃山ビート・トライブ」も原くんが舞台上に立つ姿、たくさんみる機会があるので少しでも多くの人に原くんのことをみてもらえますように!

2019/1/17 0:51

2019/1/17に起きた出来事の話をちゃんと頭の中で整理しておきたくて記事にしました。

割と特殊な部類の考え方かもしれません。どちらかというと前向きな方向で捉えているのでご注意ください。

 

 

今週、余りにも仕事が忙しくて、「仕事しすぎ!」って会社に怒られるくらい働いていたら、逆に無になってしまって。「Snow Manが増員する」っていう出来事に対して、最初は怒りとか悔しさとかいろいろな感情が渦巻いていたのですが、何の感情も沸いてこなくなってきてしまいました。

3月の横浜アリーナで、向き合わないといけないと思っているので、「その時考えれば良いや」と一旦考えることをやめました。

自分の感情を働かせて、言葉にして主張するってすごくエネルギーが要ることで、その余裕すら今の自分にはありませんでした。それくらい疲弊しています。疲弊しているからこそ、その日が来るまでは事実に対して真っ向から本気で向き合わなくても、そんな人間が一人くらいいてもいいかなあなんて思っています。前向きにというか、楽しいことだけ考えていたい。今日も深澤君かっこいいぞ~~~~って。

 

でも、あまりにも自分が追い込まれているからこそ、こんな状況で逆に自分にこれがないとダメだなって言うものも浮き彫りになりました。

結論から言うと、ステージに立ち続けてくれる限りは深澤くんのことを見守りたいなと思っています。深澤辰哉という人間をとても尊敬しているし、彼がこの先描く未来を見届けたい。

深澤くんがステージ上に立って、メンバーをフォローする姿が一番好きです。細かいところにまで気を配ることができるところがすごいなあって思います。たまに恥ずかしいこと言って照れてしまう顔が見たい、ふわふわした喋り方が聴きたいなあって思う。

 

わたしが大好きなSnow Manは、どんな結果に終わろうとも否定したり貶したりせず、頑張ったな、よくやったなって励ましていたり、フォローしていたりする人たちであるところ。その人たちがいたからこそ、深澤くんはジャニーズ事務所でアイドルという職業を続けてくれたことに感謝しています。だって、「Snow Manのためだったら」と言えるって並大抵の覚悟じゃ言えないよね?

だからこそちょっと心配だったりもするのだけど、こんな時だからこそ横浜アリーナでの単独公演や滝沢歌舞伎ZEROに行って、深澤くんが、Snow Manがどんな表情でステージに立っているのか見て、本人たちから言葉を聞いて、安心したいなと思っています。

 

2年連続横浜アリーナでの単独公演おめでとう。

未来なんて誰にもわからないし、この出来事が今後良い方向へ向かう転機になるのか、はたまた悪い方向へ向かうのか分からないけれど、出来れば良い転機になることを祈って。

とりあえず迷ったら「現場に行ってみる」精神は大事だという話

2019年も順調に現場推しが増えています。あけましておめでとうございます。

 

2019年、ということでもうすぐ自分が関東のジャニーズJr.のことを知ってから、2年が経とうとしています。この2年間、たくさんの舞台やコンサートを観て、公演後にはおいしいお酒を飲んで、いろいろな人と知り合って、あ~~~ジャニーズって最高だな!って思いながら過ごしていて。

 

2年前まで、2010年からの7年間はデビュー組(その中でも関ジャニ∞KAT-TUN)が好きでした。関西ジャニーズJr.についてだけは、かろうじてメインの子たちが分かる程度。

とあるきっかけから、関東のジャニーズJr.を観るようになった結果、気付いたらどんどん現場と推しが増えました。

 

自分が好きなタレントの舞台やコンサートに行くと、自然と他のグループとも共演したりするのがジャニーズ。舞台やコンサートに出向くと、テレビや雑誌の中だけでは見ることができない一面を見ることも出来て。

やっぱりテレビや雑誌って「万人受けするところを切り取る」ことに長けているので、舞台やコンサートでは見たい演出が見られないとか、自分が好きなタレントが画面に抜かれていないとか、そういうことがあります。

自分が観たいものは舞台やコンサートに行って、実際に見るに限るなと思うようになりました。

「百聞は一見にしかず」っていうことわざもあるけれど、 実際に舞台やコンサートに行くことで、今まで全く気にならなかったタレントの公演中の表情やダンスがとても良くて、これから応援したいなって思うこともこの2年間の中で何回かありました。

  

元々野球が好きだった時も、高校野球を好きになり、高校野球で好きになった選手がプロ野球大学野球、社会人野球に進むたびにすべて追いかけてきて。その時も芋づる式に推している選手とチーム、学校が増えていきました。

あの選手が先発するから試合を観に行こう、とかあの学校が試合しているから観に行こうとか今思えば今の状況に似ているような気がします。

  

今は「野球」が「ジャニーズ」に代わったんだなあと最近思います。まだまだ諸先輩方々には恐れ多いくらいひよっこで、右も左も分からないジャニヲタだけれど、ジャニヲタの端くれくらいには9年経ってなれたのかな。

人間ってどこへいってもヲタク気質がある人間はヲタクだと思う。

 

自分のことをつらつらと書いてしまった記事ですが、「気になる舞台やコンサートには、一回行っておいたほうがいい」と全ヲタクには強く言いたいです。勿論自分にも対して。

今この人の演技がみたい、歌が聞きたい、このグループの演出するコンサートが見たいと思っている人たちに対しては、後で舞台やコンサートを観ておけば良かったと後悔しないように見守っていけらいいな~!

今年もフットワーク軽く2019年過ごして行けたらと思います。少しでもジャニーズの世界に多くの笑顔があふれる2019年になりますように!

Jr担が2018年にかかった費用をまとめてみた

タイトルからし何番煎じ?と思われた方も多いでしょう。

割と探してもデビュー組の方の全ステのお値段!とかしかなかったので、来年以降の自分へこれだけ現場に行くとこれだけかかるんだよ~と残しておくために書いてみます。
いやジャニヲタ玄人のお姉様方には物足りなさすぎる~まだまだだぜ~って思われるかもしれないレベルですが(笑)、完全に自分が楽しいだけの話なので、読んで頂ける方にとって、これだけあればこのくらい現場に行けるよ~という目安になれば幸いです。


JOHNNYS' Happy New Year Island

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  • チケット代:35,000円(3公演)

帝国劇場様様。交通費はいくらかかかっていますが誤差の範囲内なので省略。
観劇後にポスターみて「すしざんまい~!」と寿司を食べに繰り出したお金は除いています(笑)。
日比谷有楽町エリアは楽しい。


ジャニーズJr.祭り2018

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  • チケット代:65,000円(10公演)
  • 交通費:24,720円(新幹線:品川→京都、新大阪→新横浜)
  • 宿泊費:20,200円(ホテル代:3泊)
  • 合計:109,920円

大阪と横浜、どちらも入りました。
大阪公演の合間に京都の神社に寄ったりもしたので京都で行きの新幹線を降りました。
横浜の単独終わりにどうしても飲みたくて、その日にホテルをとったことが3泊の原因です(笑)。
散々大阪でも横浜でも飲んでいたのでいくら出したか覚えていないけれど、缶ビールを城ホ前でも横アリ前でも空けていたことと、飲み屋が空いていなくてオーラス帰り、虚無感に包まれながら新横浜駅前のベンチで缶ビールを友人と飲んでいた記憶だけが残っています。ビールばっかり飲んでたせいか、公演直前にトイレにどうしても行きたくて、ギリッギリにトイレを済ませたらSnow Man単独の最初の1曲目がはじまる直前に席につくことになり……ペンライトと双眼鏡を探しながらだったのでちゃんと見届けてあげたかった。ごめんなさい。皆さんビールにはご注意ください(笑)。


滝沢歌舞伎2018

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  • チケット代:68,500円(6公演)
  • 交通費:34,714円(新幹線:新横浜⇔名古屋×2往復)
  • 宿泊費:14,390円(ホテル代:2泊)

名古屋×2往復、お金かかっていないはずだったのに思ったよりかかっていた。びっくり。
名古屋では散々飲んで食べて飲んで~の繰り返しだったので(いつものこと)、もっとお金出してると思います。
あと1回目の名古屋は友人3人と一緒だったので移動がほぼタクシーでした。迷うよりタクシー乗ってしまえ~!みたいな。旅行先だと財布の紐緩むよね!名古屋の食べ物が好きです。また行ける機会が欲しいなあ。


Summer Paradise2018

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  • チケット代:60,000円(8公演)

久しぶりの関東現場!
アクスタ大戦争の夏でした。そのため買いたくても買えなかったし、フォトセだったら爆買いしたんだろうけれど、あまりお金は使っていない感覚です。ただその分(?)毎日昼も夜も飲んでました。ふらっと飲みに行けるところにかる~く飲める飲食店があるTDC最高。今でも水道橋で飲みに行ったお店でSnow ManYoutubeをみて大規模な鑑賞会みたいなことになったたのが楽しかったな~と思うし懐かしいです。あの夏がまた来るといいな。


少年たち

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  • チケット代:72,000円(9公演)

皆大好き日比谷。
日比谷も24時間営業の居酒屋さんがいくつかあるので、公演前後に飲みにいったり。
フォトセもいくつ買ったか覚えてないので、チケット代に加えて飲み・グッズ代で5万くらいは使っているんじゃ?という体感です。秋の日比谷で飲むお酒が大好き!


CASH on DELIVERY

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  • チケット代:71,100円(9公演)
  • 交通費:23,820円(新幹線:新大阪⇔新横浜)
  • 宿泊費:26,600円(ホテル代:4泊)

初主演初外部舞台を観に大阪4泊5日を決行しました。これが最初で最後だと思う。
一旦帰って仕事してまた大阪に戻るつもりでいたのですが、連泊した方が断然交通費含めても安かったです。
スマートEXの早得様様。帰りは予約当時時間が読めなかったので後から取りましたが、カテコが長引いてやっぱり予約した新幹線間に合わないかも?!となったときにすぐ予約変更できるのは便利だなと思いました。


2018年11月現在、45公演515,444円でした!


これに加えて舞台やコンサート後には飲みに行っていたり、フォトセやグッズを買ったり、またこの他にデビュー組やそれ以外の舞台やらコンサートやらに他で20公演以上行っているので、全部でいくらになるのかは頭が痛いです。計算したくない。

また、今まで旅行しても3泊が限度だったのですが、4泊して毎日公演を観るというのもすごく充実していて楽しかったので、今後毎週遠征する他に連泊して毎日舞台を観るという選択肢も考えてみようと思いました。あんなに幸せだった5日間、生きてきてそうないぞ?と思ったので。
あと新幹線に間に合わないのが怖くてぷらっとこだま等使ったことがなかったのですが、気づいてしまうと安さに有難みを感じますね。ぷらっとこだま最高。名古屋レベルであれば新幹線で東京⇔博多間往復よりは全然余裕でした。新大阪だとちょっと長いかな~と思うので、大阪に行く際は基本的にスマートEXの早得で確保出来たら確保しています。

Jrだけでもこれだけの出費なので、来年はいったん財布の紐をしめて極力Jr現場だけに行こうと思っています。
デビュー組でもツアー全ステ!とかだと割とお金がとぶので「Jr担はお金がかかる」と言われますが、金額を出してみるとそこまで大きな差はないのかな?と思いました。
毎月何かしら舞台やコンサートがあったり、YouTubeがあったり、Webで連載があるので、定期的に本人たちの声や考えを聴くことが出来つつ、舞台やコンサートで本人たちの演技や歌、ダンスを観ることが出来る機会がコンスタントにあるので、息を吐く暇もないですがJr担めちゃくちゃ楽しいです!

来年もきっとこう言いながら楽しさを求めて浪費してしまうのだろうな~~~と思っています。頑張って稼ぐぞ!

思い出全部積んだら行くよ 新しい場所探すから

今年も11月になってしまった。

朝起きて、スマホのカレンダーの日付をみたときに3年前のことが脳裏によぎった。それまで11月のことは好きでも嫌いでもなかったけれど、11月を苦手になったきっかけは3年前のあの日からだ。赤い衣装を着て、Dead or Aliveを歌ったあのベストアーティスト。
3年前の春に初めてKAT-TUNのライブにいった。その時にセンターステージで人一倍目立っていた彼から目が離せなくて、気づいたらKAT-TUN担になっていた。次の年、2016年はKAT-TUNとしてデビュー10周年を迎える節目の年だった。それを知ったからこそ、絶対10周年ツアーは行けるだけ行く、と張り切ってお金を貯めていたのに。まさか、まさかの出来事だった。それくらい衝撃だった。

批判と非難の嵐。他の担当の方が批判や非難をする気持ちもわかった。でもそれ以上に、「彼が来年の春以降、芸能界にいなくなってしまうかもしれないこと」の方が大きかった。衝撃的だった。人一倍KAT-TUNが大好きだった彼なのに、どうして。と。今でも辞めた本当の理由はわからない。それでも、今でも直接生放送で彼の決意をリアルタイムで聞けなかったことはすごく後悔しているし(家まであと数分の時点で友人からの電話で脱退を知った)、もっとKAT-TUNとして活動する彼をみていたかったとも思う。

昨年の11月に彼の32歳の誕生日を祝うバースデーライブに行った。そこで、結局彼のことは「ジャニーズ事務所」の「アイドル」として好きなのだと思ってしまったので、それ以来は彼の情報はほとんど追っていない。たまにInstagramで彼の写真をみるくらい。
そして、彼がいなくなったKAT-TUNをみに今年のライブにも足を運んだけれど、やっぱり自分の中で「彼の居場所がないKAT-TUN」をみることができないなと思ってしまった。10周年のライブのときには、まだ4人分の位置がステージにはあって、不自然にステージのセンターが空いていて。「彼がいた証」がまだそこにはあった。でも今年の春、もう3人で歩いて行こうとする3人をみて、そんな中4人で歌ったあの曲、この曲の中で彼の姿を探してしまう自分がいた。未練ばかりよみがえって、だめだなあって思った。

他の3人がそれぞれで「やめないでね」と話すたびに、残った人たちに「負」の感情しか与えられなかった彼の脱退を恨む。本当に3人にはごめんね、しか言えない。なんでだろうな、もっと華々しく惜しまれながらも辞めていってくれれば何かがもっと違ったのかな。今ですらそう思う。一方で「あんなやつ好きにならなくていいよ」とすら言われたこともあって、そんな人間の声が少なくとも彼にどこかで届いていたのかな。だから辞めたのかな。すべてが憶測にすぎないけれど、「アイドル」ではいたくなかったのかなとか「ジャニーズ」が嫌だったのかなとか今も芸能界にいながら細々とだけれど活動している彼をみて思う。
批判や非難を超えられるくらい、それ以上の「好き」を届けられなくてごめんね。
誰が悪いとか、良いとかはないけれど、「好き」ってもっと伝えられていたら良かったのかな、と思う。それがたとえ重荷になったとしても、たぶん彼だったらにこ~って笑って誤魔化していただろうし。

でも彼が「アイドル」であることをやめたからこそ、出会えたと思う出会いもたくさんあったから、悪いことだらけじゃなかった。
3年前には行くことを躊躇った東京ドームも、行くことが出来るようになった。たぶん彼がいたら今もKAT-TUNを追いかけていた気がするから、今Jr.担をできているのも、全部全部なるようになった結果なんだろうなあ。

と、まとまりのない話だけれどやっと1人で歌う彼と3人のKAT-TUNをみることができた2018年、ようやく自分の中でこれからKAT-TUNをどう応援していくかまとまりつつあって、3年前の呪縛がようやく解けた気もする。
3人は本当に頑張ってほしいし、2年間もごめんね。彼が悔しがるくらい(すげ~!ってただいいそうで悔しがりそうにないけど)、これからも記録と記憶に残るグループでありますように。