starlight

さあ行かなきゃ 勝負の場所へ

絶望と地獄の世界へようこそ

ジャニオタ、フランケンシュタインにハマる。

 

2020年初っ端からやっちまった!こんなはずじゃなかった!と頭を抱えながら沼に沈んでいます。元気です。

宇宙Six担兼ふぉ~ゆ~担としては、1月はのべつまくなし・改を観て、阿呆浪士で笑いつつ、フランケンシュタインで箸休め~くらいでいたのですがまあめちゃくちゃにダークホースであったフランケンシュタインに突き落とされて箸休めどころか、元々の有給予定すら変えられるくらいはまっています。フランケンこわい。つい先日仔犬を拾いに大阪までいくことに決めました(訳:柿澤さんと加藤さん、柿澤さんと小西さんの千穐楽を大阪まで観に行くことにしました)。オタクって沼にはまると、どう頑張ってもフルスロットルで直進しかできないんだろう?永遠の謎。

 

 

元々誕生日が1月なので、毎年誕生日付近で何か舞台を観劇していて、一昨年は「JOHNNYS' Happy New Year IsLAND」、昨年は「スケリグ」。

その時に発表されていた宇宙Six主演の「のべつまくなし・改」は残念ながら誕生日付近での公演がなく、そこでミュージカル好きな友人から話題にあがったのが「フランケンシュタイン」でした。毎年秋は日生の秋!少年たちの秋!と叫ぶくらい大好きな日生劇場で、ふぉ~ゆ~の辰巳くんが「BACKBEAT」で共演していた加藤和樹さんが出演する。加藤さんの歌が聴きたい!と、もともと高校生のときにテニミュを好きだった時期もあったオタクなので、即夏の時点で来年冬の予定を決定するという経緯から今に至ります。

 

 

そもそも最近舞台舞台舞台しか見てこなかったので、久しぶりに見た劇場でのミュージカルが楽しいのなんの。本当に初観劇したときは何もかもが(展開含めて)秒で久しぶりに寝不足で観劇していても展開追うのに必死で眠くなってる暇すらない。

あとは柿澤隼人さんの演技がドンピシャで好きな演技だったことから。一幕ではぱっと見めちゃくちゃ好青年だな~?かっこいいし歌もうまいし、やっぱりお名前よく聞くだけあるよねえ、くらいの感想だったんですが。二幕のジャックの演技を観たときに気になるバロメーターが振り切れまして。好青年が打って変わって頭が変態的にイカれてる闘技場の主人を演じてたらもう気になるしかないやん!しかもそのイカれ具合が振り切りに振り切っていて、一幕と二幕でまるで別人かのよう。すごいね俳優さんって。

 

加藤さんを観に行ったつもりだったのに、それから柿澤さんが気になって仕方なくて。

もう二幕の柿澤ジャック観た瞬間に白旗あげてたしそればかりが印象にめちゃくちゃ残って。さっきまで「僕」って言って死者を生き返らせようとしていた人が、ケラケラ楽しそうに笑いながら女に絡んだり怪物に暴力振るったり狂気!って思っていてこの人すごいなって思ったのが最初でした。かと思いきや二幕終盤のシーンではず~っと拾われなくて泣いてる仔犬かよっていう目でずっとビクターを演じていて、この人の振り幅恐ろしいな!?って思ったところからどうも気になってしまって。

ちょろいおたくなので、そこからTwitterのアカウント拝見したら「わ~!酒飲み!」ってなって。それからTwitterで検索かけるとフランケンの感想たくさん出てくるんですよ。柿澤ジャック、やっぱりやばいんや、と思いながら次の舞台も行きたい欲がむくむくと出てきて。そしたらあれよあれよとFC入ってました。13日マチネ観劇からその間1週間経ってない。すごい(語彙力)。

 

 

  • そしてフランケン沼へ

元々1/13マチネ以降で1公演チケットを確保していたのですが、これは見るしかない!と思って気づいたらチケットが増えました。

友人の魔の言葉、「次再演があっても柿澤さんがビクターとジャックじゃないかもしれないよ」という言葉と、あとやっぱり決して自分が観ている景色ってそれがそのまま映像化されるわけじゃないんですよね。好きなシーンはどうにかして自分の脳内に残しておきたいなと思って。オタクの得意技(バックで踊る自担はやっぱり自分で観るしかない・映像に残らないと思ってその時を生きている)ですね。うん。

だって次いつ気が狂った役を演じてくれるか分からないよね?

そして観劇を重ねるたびに気づかなかったことに気づくのも、舞台を観ることの醍醐味だな~って思いました。やっぱり楽しい。最初は二幕のジャックの演技が好きでそればかり初見は印象に残らなかったのだけれど、だんだん一幕終盤から精神をズタボロにされていくビクターを演じる柿澤さんみたら、最後の泣き顔ですら本当に観ているこちらがだんだん感情を揺さぶられてきてしまって、これ大阪の千穐楽でどうなってしまうんだろうなというところが今の感想です。大阪が楽しみ。

 

 

  • (まとめ)「ミュージカルってすごい!」

 

フランケンにはまるまで、ほとんどJの事務所さんに所属する俳優さん出演舞台中心に観劇してきた自分としては、今までミュージカルにハマったことがなかったので、Wキャストの良さであったり、演じること・歌うことを本業としてきた人たちのパワフルな歌や演技に圧倒されて。あとね、チケット代が安い!席悪くても双眼鏡使うことに長けてるのがJのオタク(日生のS~B席はJの舞台だと同料金)なので、B席4,500円で観劇できるの?実質タダでは?となります。音響はともかく。

 

あと、それぞれのペアによっても演技プランは変わるなあと観ていて感じるし、その日によっても大きく違ったりする。もちろん演技だけじゃなくて歌の歌い方も。久しぶりに小さいようで大きな「変化」を観劇の度に感じることができてそれが毎公演すご~く楽しい!

 

さらに、好きを加速させたのは「解釈」かなあ。もともとJの舞台ってダブルキャストってないことがほとんどで、だからこそダブルキャストによる役の解釈の違いによってこんなに同じ脚本で違うか?!ってなったのもあって。すっごい新鮮味を感じて、他のミュージカルも複数回違うキャストで観たら楽しいんだろうなあって思った(本当に素人の感想)。

 

知らない世界ってたくさんあるんだ、もっと知りたいなあと思った2020年初め。

みんなもハマろうフランケン!!!

北極で待っている。